『マイ・インターン(米・2015)』

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原題はThe Intern

主要キャラ:
ベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)
町で高齢者のインターン募集の張り紙を見かけて、ジュールズが経営する会社に応募する。妻に先立たれた70歳。
ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ)
インターネットでアパレルを販売する会社の経営者。
マット(アンダーズ・ホーム)
ジュールズの夫。仕事を辞めて専業主夫。
ペイジ(ジョジョ・クシュナー)
ジュールズとマットの娘。

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あらすじ(ネタバレあり。多少うろ覚えの所あり):
ベンは生活に困っていた訳ではないが、やりがいを求めて高齢者インターン募集の張り紙を見て、ジュールズが経営する会社に応募し、採用され、ジュールズ直属の部下に配属。と言っても、ジュールズは別に頼みたいことはない、みんなの手前雇ったけど、して欲しいこともない、よかったら他の部署に配属するけど、どう?、とベンに言うが、ベンは今のままでいい、と返答。では用事がある時にはメールで連絡するから、と言われてしまう。
何日経ってもメールは来ないが、毎日出勤し、その人柄からオフィスの他の仲間に慕われるベン。

やっとジュールズのアシスタントから初めて仕事のメールが届き、アシスタントに会いに行くと、ジュールズの上着が汚れたからそれをケアして欲しいと言われる。上着を取りにジュールズがいる部屋へ行くと、同僚と二人で話をしている最中で、会社が急成長を遂げすぎていて、うまくまわっていない、CEOを外部から入れた方がいいという話をされていた所だった。外部からのCEO受け入れに難色を示すジュールズ。とにかくリストアップされたCEO候補たちと会うことにする。

ある日、ジュールの運転手が飲酒しているのを見つけ、運転手に今日の運転は辞めるようにと言うベン。かわりにベンが運転をすることになる。以降、運転手が行方不明になり、ベンが彼女の運転手も兼ねるように。

ジュールズは徐々にベンに信頼を寄せ、彼の有能さ、人柄に魅かれる(異性の対象としてではなく人間として)。
ある日、ペイジの友達のパーティーにベンがマットのかわりに行くことになる。マットは風邪で体調が悪いということだったが、ペイジを車で送り届ける時に家から女性が出てくるのを見かけてマットが浮気をしていることに気付くベン。

ジュールズがサンフランシスコでCEO候補に会うのに同行するベン。夜、ホテルで火災報知器が鳴り、客は表へ出るが、何事もなかったので各自部屋へ戻ることに。「部屋に入らない?」とベンを部屋に誘うジュールズ。そこで、ジュールズは夫の浮気のことを切りだす。知っていたのか?と言うベン。逆に「知ってたの?」と聞くジュールズ。
マットはママ友と浮気していて、ジュールズが知ったのは18日前。CEOを雇って、少しも家族と一緒に過ごす時間を作って夫とやり直したいと泣くジュールズ。もしこれが原因で離婚したら、マットはいずれ誰かと結婚し、ペイジも他に家庭を持つだろう、そうなったら私は難しい人間だから一生独身で、一人で共同墓地に入らなきゃならない、そんなの耐えられないと。ベンは、自分と亡くなった妻の墓には、間に少しスペースがあるから、淋しかったら一緒に入ったらいいと彼女を励ます(?)。

翌日、CEO候補に会い、思ったよりもよかった人だから彼に決めた、と告げるジュールズ。
家に帰ったジュールズ、マットにCEOを決めてきた、これで二人の関係もやり直したいと言う。

朝、タクシーに乗って、自分からベンの自宅を訪れるジュールズ。まだ相手には言ってないんだけど……と切りだそうとすると、会社のことを一番わかってるのは君だろう、君が作った会社で、会社は君が必要だ、男の浮気でCEOを入れるなんてやめとけ、のようなことをベンが先に言う。そう言って欲しかったんだろう?、と。

出社後、断りの電話を入れようとするとマットが会社にやってくる。ジュールズのオフィスで、自分が原因でCEOを入れるのならそんなことやめてくれ、浮気も終わったことで後悔している、もう一度やり直したいと告げられる。
ベンに報告しようとベンのデスクへ行くとベンは一日休み。社内マッサージ師(ベンの恋人)にベンの居場所を聞き、公園へやってくると、ベンは太極拳(?)の最中だった。「話したいことがあるの」というジュールズに「これが終わってから」と答えるベン。太極拳をやっているシーンでエンドロール。

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感想:
大人と少年の交流ってのはよく映画であるテーマだけど、これはそれをもっと大人版にして、少年を若い女性に変えたって感じ。
アン・ハサウェイ演じるジュールズが『プラダを着た悪魔』のミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)にちょっとかぶってるのが面白い。アン・ハサウェイはいつもアン・ハサウェイ。まぁ、安心して見れるけど、なんだろね、優等生すぎるのかなぁ、あんまり響かないんだよねぇ。
ロバート・デ・ニーロのよき理解者役はいいなぁ~、あんな人が職場に一人いたら大助かりだよ、と思える。

それにしても墓に一人で入りたくない、って台詞の所、アメリカ人でもそういう感情持つ人がいるのかぁ(少なくとも脚本家はそういう感情が少しでもわかる人ってことじゃない?)、とちょっとびっくり。共同墓地じゃやだ~って、かなりあの台詞は意外だったなぁ。離婚したくない理由がそこ?!、みたいな。
ベンに送ってもらう時にジュールズは「sayonara」って言うんだけど、なぜ日本語?、とちょっと思ったり。まぁ、「おはよう」と「さよなら」は知ってるアメリカ人も多いけどねぇ。「おはよう」はOhio(オハイオ州)で連想して覚えてる人が多いようだ。
全体的にとても静かな感じの映画。コメディ要素も所々あり、ドキドキハラハラが苦手な私にとってはいい映画です。

ジャック・ニコルソンが出るようなちょっとコメディタッチ(バットマンのジョーカーは別として)で少しシリアスな映画が好きな人なら気に入ると思います。と思ったら、ジャック・ニコルソンが出演してた『恋愛適齢期』の脚本家であり監督であるナンシー・マイヤーズがこの映画の監督と脚本やってたみたい。そりゃ雰囲気似るよねぇ。

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