漫画『この男は人生最大の過ちです』1

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ドラマ化もされていたらしい『この男は人生最大の過ちです』。作者は九瀬しきさん。私はコミックしか読んでなくて、ドラマは見てません。コミックの方のざっくりあらすじを備忘録として。作者の意図した点と違うとこもあるかもしれませんが……
一部ネタバレも含んでいると思うので、ネタバレNGな人は見ない方がよろしいかと思います。
最初の1巻は通常版を購入しましたが、2巻分以降は分冊版を購入しています。1巻は1話から8話まで収録されています。
現在、分冊版で28巻(=28話)まで出ています。

この漫画は細かいツッコミとかも面白いんで、原作読むのがおすすめ。LINEマンガやピッコマで無料掲載されているようです。

更新頻度はかなりゆっくりになると思いますが、とりあえず持ってる本のざっくりあらすじはアップしていく予定です。

第1話~第2話

第1話 恋をしました

自分の誕生日に最愛の飼い犬を亡くしてしまった主人公の佐藤唯。天城製薬という製薬会社で事務をしている彼女は、自社はわりかしすごい会社なのに、どの薬も効かなかった、と友人に愚痴りながら酒を飲んでた。その時、隣の男が急に唯を馬鹿にするような言い方で話しかけてきた。ムカついた彼女はその男の足をひっかけて、転ばせて店を出た。

翌日、頭に来たからってやりすぎたよなぁ、と反省しつつ仕事をしていると、社長がフロアにやってきた。社長の顔を見て唯は、昨日の男だと気付く。自分の名前を呼ばれた唯は逃げようとするが、社長につかまり、仕事終わりに社長室に来るように言われてしまう。

憂鬱な気分で社長室に入る唯。どうして自分のことがわかったのかと不思議に思う唯に、社員数万人のデータが頭に入っていると答える社長。自分は能力が高すぎるから、としれっと言う社長に、嫌な奴だと思う。
世間話を始める社長に、一体何の用?と青くなりながら思う唯。すると、あなたに恋をしました、奴隷にしてください、佐藤さんの犬にしてくださいといきなり跪く社長。困惑しながら社長を見つめると、社長はその軽蔑のまなざしがいい、何杯でもいける、金ならいくらでも払うと迫る。キレた唯は、振り払って胸ぐらをつかみ、馬鹿にしてるの?と言うが、唯の表情にゾクゾクして赤くなる社長。あ、またやってしまったと思う唯だが、社長はめげずに馬鹿になんてしていない、むしろ馬鹿にして欲しいと喜ぶ。ヤバい人に好かれてしまったようだと気付く唯。

第2話 約束

なんとか社長から逃げだ出せた次の日、唯は上司に珈琲の砂糖が足りないと言われたて淹れ直しに行こうとする。と、社長がやってきて、上司に自分で淹れれば?と説教をはじめてしまう。唯は、やめて、平穏な日常を壊さないで、位の高い奴隷はいらないと思うが、社長に連れ出されてしまう。
連れて行かれた先は研究室。研究員総出で出迎えられ、犬が死んだことに対して謝罪を受けてしまう。研究員の責任ではないという唯だが、社長は、治療薬を開発するから、犬の病状を詳しく教えて欲しいと言う。他の研究員が社長にスケジュール的に無理だと言うが、睨んで黙らせる。

社長に犬の病状を話す唯。研究員たちの仕事の様子を見て、あの日の晩、飲み屋で軽々しく愚痴ったことを謝る。
新薬を開発することで、佐藤さんのような悲しい思いをする人がいなくなるようにしたいという社長の言葉にきゅんとした唯だが、その後の自分の薬で命を救うのは神になった気分にもなるし、という言葉に、一瞬でもときめきかけた自分がバカだったと思う。
廊下でスケジュール上無理だと言った研究員に会う唯。謝る唯に、いえいえ、と言う研究員だが、一社員の分際で社長の邪魔だけはするな、と言われてしまう。社長に頭を下げさせるなんて何様だという研究員に、あなたは何様ですか?と社長がやってきて研究員に凄む。もうやめて~と思う唯に、また頭を下げる社長と研究員。

手が空いていても上司は気をつかって唯には頼まなくなる。仕事帰りに同僚と食事に行こうと会社の出口へ向かっていると、いろんな人にと社長とのことで噂されているのが耳に入る。同僚に結局付き合ってるのか聞かれた唯は、ない、と答え、社長の悪口を続けていると、同僚の顔が汗だくに。振り返ると、社長が頬を赤らめながら、続けて下さいと喜んでいた。送ろうと思ってという言葉に、断ると、土下座をしようとする社長。みんなの前で社長に土下座されて、これ以上変な噂になるのは嫌だ、と送ってもらうことにする。
社長が運転する車の中で、醜態さらすのはやめて欲しいと言うが、醜態だからさらしたいと答える社長。社長といると変になりそう、唯が言うと、それが狙い、自分がいないと駄目な人にしてあげる、という社長に唯は奴隷失格だと言う。
尽くしているようで実は社長がしたいことばかり、そんなリードしたがる奴隷なんていらない、と冷たく言う唯に、社長はキスをしようとする。そんな空気じゃなかったでしょ?と驚く唯に、佐藤さんにそんな扱いをされるとつい、と嬉しそうに笑う社長。そんな社長に唯は今後一切近付かないで、という命令を出す。どうせ守らないだろうと思っていた唯だが、それから社長が近付いてくることはなくなった。

第3話~第4話

第3話 クリスマスの夜

社長の付きまといがなくなって他の社員からの扱いも普通に戻った唯。散々な目にあったけど、社長のことがきっかけで、先輩社員(女性)と仲良くなったのはよかったかも、と思う。その先輩と食事中、あんないいスペックの男を逃すのはもったいないよ~みたいなこと言われるが、そのスペックを覆すほどの歪みがあるから無理と言う唯。でも社長の騒動のせいで死んだ犬のことを少しは気にせずにすんだんじゃないの?と言われるが、速攻で否定する唯。ぼっちな唯に先輩は誕生日が近いでしょ?とプレゼントを渡す。

クリスマス当日。クリスマスは唯の誕生日。仕事から帰宅した唯はぼっちさが身にしみる。去年までは少なくとも犬がいたのにと落ち込みながら明●家サンタを見ていると、司会のさんま(とは書かれていないけど)に電話してきた男の話の内容が、誰かを彷彿とさせる。彼女の奴隷になりたいだけなんですが、という言葉に、あいつしかいないと窓の外をそっと見ると、雪の中、社長が立っていた。番組の中で5時間は待っていたと言ってたことを思い出し、怖っと思う唯だが、放置して大丈夫なものかと悩む。が、関わり合うのはごめんだと無視して寝ようとする。パトカーのサイレンが聞こえ、なんか近いなと思うと他の住民に不審者がいると通報されていた。放置しようかと思う唯だが、もし捕まったことが報道されたりしたら自分も会社に居づらくなる、それは困ると表に出ることにする。警官たちに、自分の彼氏なんです、ちょっと喧嘩してただけですと言って、警官たちを帰らせる唯。

どうして自分がここにいることがわかったのかと言う社長に、番組に電話してたじゃない、と答える唯。自分の立場を考えなさいよという唯にじゃあ罰してください、と嬉しそうに迫ってくる。人の話を聞かない社長にキレた唯、しつこい、と社長のお尻を蹴りつける。蹴られて嬉しがる社長。喜んでんじゃないよ、とばかりにお尻を足でグリグリしていると、いきなり誕生日おめでとうとクラッカーを鳴らされて驚く唯。何で知ってるの?と聞くと全社員のデータは頭に入ってるからという社長にそれが気持ち悪いと言う唯。

社長は、毎年一緒にいた犬を亡くして、淋しがっているかも、たとえ会えなくても、唯を想う人はここにいるからと思ってつい来てしまったと言う。いや、約束もしてないのにそれって怖いと言う唯に、ゴールもわからずに延々と待たされるのもくるものがあるから、問題ないと答える社長に問題しかないと思う唯。
近付くなという命令を破ってしまったと土下座する社長。能力が高すぎて、他人とは分かり合えないと思っていたけど、初めて自分のことを叱ってくれた唯は、自分にとって大切で、唯の気持ちは尊重したかった、という社長に、自分のことを考えてきてくれたこと、嬉しいかも……と唯は言う。喜んだ社長は、僭越ながらプレゼントと言ってブラックカードを唯に渡す。それで好きなものを一生買い続けてね(明細は自分に来るから、何を買っているのか知ることができる、唯のために死ぬまで働けると言いつつ)、にっこりする社長に、この人といると駄目になりそう、と思いながら、お断りする。

第4話 あやしい飲み会

先輩に塩屋化学(同業者)との飲み会に誘われる唯。体調がよくないが、先輩に塩屋化学の方が佐藤さんを連れてきてって言ってると言われて、飲み会に参加する。

飲み会の席。天城製薬に可愛い子がいるって聞いたから、連れてきてって頼んだんだよね、という塩屋化学の男性社員に、胡散臭いと思う唯。メニューを見て、店員を探そうと顔を上げた唯の目に入ったのは、別のテーブルに一人座って唯の方を見つめる社長だった。唯に声をかけてくる塩屋化学の男に、社長の目が光る。
このままじゃ社長が出てきて空気が悪くなると思った唯は、トイレに行くと言って席を立つ。

どうしてここにいるんですか?と聞く唯に、会社の監視カメラを見たから(会話内容は読唇術で把握)、と答える社長。。仕事は?と聞くと、佐藤さんを見守るためにそんなものは片付けたときゅんきゅんしながら答える社長にぞわっとする唯。唯は帰らないにしても、あっちのテーブルに乱入するのはやめてくださいね、と釘をさして席に戻る。

席に戻ると、隣の席に座った塩屋化学の社員が、おしぼりを唯に渡す。普通の人とは会話が通じると安堵する唯(社長相手には通じない)。テレビの話をしていると、社長が出ていたよね、と話をふられる。明●家サンタがなぜバレてる?と思った唯だが、他の番組のことだった。社長と会ったことがあるのか?と聞かれて、言葉を濁す唯に、他の塩屋化学の社員も話に入ってくる。
社長と何かあるの?と聞かれた唯は、(社長は)気持ち悪い、としか答えない唯に、シーンとする一同。

塩屋製薬の男性社員たちが喫煙所でたむろっている。唯に取り入って、天城製薬のデータを引っ張りたいという相談をしているところを唯は見る。男性社員の一人が、逆ハニトラで、オマエひっかけろよ、と唯の隣の席にいた社員に言うのを聞いた唯はぶちギレる。

そんな浅い考えの人間にデータが渡っても持て余すだけ、凡人は大人しくしてろ、社長じゃないと多くの命は救えないんだから、と凄む唯に、慌てて逃げる男性社員たち。
あ、またやっちゃったと思っていると、拍手が聞こえてきた。見ると、社長が蝙蝠のように天井からぶら下がっていた。素敵です、と言う社長に、早く降りてきて、と言う唯。

唯がテーブルに戻ると、男性社員たちは帰った後だった。男性社員たちが会計を払おうとしたけど、すでに払われていたという話を聞き、あ、社長の仕業だなと思う唯。

店の外に出て、ふらついてしまう唯をさっとささえる社長。自分が送るという社長に、他の女性社員は「えっ?」と思うが、よろしく、と唯を見捨てて去ってしまう。
何をされるかわからない、早く帰らないと、と抵抗するうちに意識が飛んでしまう唯。

意識が戻ると、そこは社長の家だった。

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