LINEマンガ『再婚承認を要求します』4

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LINEマンガ『再婚承認を要求します』のざっくりあらすじです。ネタバレも含んでるかも……と思います。作者の意図することと違う解釈をしている場合があるかもしれません。
≪≪17話から24話
33話~≫≫

25話~28話

25話

別宮でソビエシュを看病するナビエ。誕生日を台無しにしてしまったと謝るソビエシュに、ナビエは誕生日は毎年くるから気にしないで、と答える。今年の誕生日は一度なのに、と言いながら溜息を吐くソビエシュ。同僚と話しているようですか?とナビエは言いながら、数日こちらに滞在が必要みたいなので、ラスタを呼び寄せようかとソビエシュに尋ねる。必要ないというソビエシュに、ラスタが寂しがると思うけど、と言うナビエ。皇后にとってはその方がいいのでは?と言われるが、ナビエは、寂しがってくれた方が気味がいいけど、その代わりに自分が宮廷に戻って仕事を進めることができると考えていた。ソビエシュは、ラスタは可愛いが、側にいると気が休まらない、今は静かにしていたいと言う。

一週間後、宮廷に戻る二人。ラスタはソビエシュに飛びつき、チラッとナビエの様子を窺う。ナビエは二人を見ることなく、侍女たちにたまっていた仕事を持ってくるように命じながら立ち去る。

溜まっていた仕事とソビエシュの仕事の一部を引き継ぎ、仕事をこなすうちに数日が過ぎるナビエ。ラスタに関する変な要求もないし、こんな感じで過ごせるなら……(注:悪くないかも?って感じ?)、と思うナビエ。

昔、皇帝の側室が住んでいたクリスタルハウスという屋敷(現在は貴族たちに貸し出されている)でトゥアニア夫人がティーパーティーを開いていた。ナビエも参加していたが、そこに、エルギ・クローディア公爵がラスタを連れてやって来る。ナビエに挨拶をするエルギ。トゥアニア夫人が公爵がラスタを連れて来るとは意外だったと言うと、公爵は、あなたのような名士の主催するパーティーだとラスタにとってもいい勉強になると思って、と悪びれず答える。
席を立ちたかったナビエだが、ここで席を立つと噂の的になると思い、我慢していた。

参加者たちが前皇帝の側室アレイシアの妹の噂話をしていた。ラスタは、隣の席の男性にアレイシアって誰?と聞く。場が一瞬シーンとする。男性は、ラスタの先輩ですよ、元側室です、と答える。アレイシアが元貴族だと知ったラスタは、彼女の現在について尋ねる。また場がシーンとする。エルギが、気の毒に追い出されてしまったそうだよ、とラスタに言う。ラスタはナビエの方を見るが、ナビエは視線をそらす。
貴族は何人も側室を持つのは本当なんですね、トゥアニア夫人に愛人が5人もいると聞いてびっくりした、と無邪気に笑いながら言うラスタに、場が凍り付く。怒り心頭のトゥアニア夫人に、エルギは、ラスタはマナーに慣れていないから、人から聞いた話をそのまま話してしまうんです、と謝る(全然悪いとは思っていない顔で)。
トゥアニア夫人は、次回からは教養のない人を連れてくるときは最低限のマナーは教えて連れてきて、と言って、パーティーをお開きにする。ナビエに謝って去るトゥアニア夫人。トゥアニア夫人は20年以上社交界の中心にいたこともあり、敵も多い。内心は彼女のことをどう思ってようと、口に出せない人も多かった、と思うナビエ。
ラスタに知らなったんだから気にしなくていいよ、とラスタの機嫌を取る男たちを見ながら、ナビエはしばらく騒がしくなりそうだ、と思う。

26話

ラスタとエルギ。ラスタは、これで皆はトゥアニア夫人から離れるだろうかとエルギに聞く。エルギはこれぐらいではまだ足りないだろうから、後はラスタがうまくやればいいと答える。こういうことは苦手だとぶりっ子ぶって言うラスタに、エルギは自分は騙されないよ、と言い、行くところがあるから、と部屋を出る。

皇后を待ち伏せするエルギ。ナビエに会ったエルギは、ハインリに自分の悪い噂を聞いていないか聞く。ハインリは気に入った人には自分のこと(エルギのこと)を悪く言うというエルギに、どうしてそんな話をするのか、ナビエは言う。エルギは、ハインリや自分のような軽い男はナビエには似合わないと言う。
ハインリのことは信じない方がいいとうエルギに、そのハインリの親友じゃないのか?と尋ねるナビエ。聞いてないんですか、ハインリが前から立てていた……とエルギが言いかけた時、ソビエシュがドア(壁?)をノックした。エルギはソビエシュを見て立ち去る。

エルギが去った後、ソビエシュはやはりナビエは外国人が好みなんだと確信したと言う。自分(ソビエシュ)しか男を知らないからわかっていないようだが、口が上手い男だからと言っていい男だとは限らないと言うソビエシュ。ではいい男とは?とナビエが聞くと、自分のような、と答えるソビエシュにこの男は何言ってるんだという顔をするナビエ。
言動に気をつけろというソビエシュに、では自分も国内の美しい男を探してみることにすると答えるナビエ。唖然として勝手にしろと言うソビエシュ。
ソビエシュが去った後、エルギの言いかけた言葉が気になったナビエは、ハインリに直接聞こうと思う。

物思いにふけるソビエシュに、ラスタがまとわりつく。エルギと仲がいいのか聞かれたラスタは、仲良しだと答える。皇后と公爵の仲はどうなんだと聞くソビエシュに、どうしてそんなことを聞くのかと言うラスタ。二人が昼間に仲良さげに話していたのを見かけたというソビエシュ。自分が皇后を誘惑すると言ったエルギとの会話を思い出すラスタ。ラスタは、エルギにやめてと言ったのに、本当に誘惑しに行ったのかと思う。
皇后とエルギが親しいなんて聞いたことがないと答えるラスタに、自分が誤解しないように庇ってるのか、優しいな、と言うソビエシュ。バレました?とあざとく笑いながら答えるラスタ。最近、自分が贈った指輪をしていないな、と言うソビエシュに、ロテシュ子爵に渡した指輪だと焦るラスタ。指輪に治癒魔法がかけられていと知ったラスタは、もったいない、そんなこと知らなったから、可哀想な下女にあげてしまったと嘘を吐く。もう一つ欲しいとおねだりするラスタに、今あるのは皇后が持っているから、また似たようなものが手に入ったらやろうと言うソビエシュ。

27話

ロテシュ子爵に先日の指輪の行方を聞くラスタ。子爵は軽口をたたきながら売ったと答える。それにむくれるラスタだが、手を組むならもう領主と奴隷の関係ではない、子爵と手を組んで損をするのは嫌だから、利用価値を確かめさせてと言う。何をすれば?という子爵にトゥアニア公爵夫人の弱点を探ってというラスタ。

回廊でナビエとすれ違うラスタ。ラスタは、ナビエを呼び止め、エルギ公爵に手を出さないで欲しいと言う。公爵は自分の味方をしてくれた人だから、皇后にはすでに友達がたくさんいるし、ともじもじしながら言うラスタに、ないわ、と答えるナビエ。公爵とは親しくないし、あたなのように人の物を横取りしたりしないと言い切るナビエ。

ソビエシュと食事をするナビエ。「砂漠の花」という指輪を貸してもらえないかと言われたナビエ。治癒魔法の指輪なら、陛下も持っているでしょう、と答えるが、手元になくて、とソビエシュは言う。怪我をした人に貸してやりたいから、少しの間貸してくれというソビエシュに、ラスタに貸すことがわかるナビエ。なぜわかると言うソビエシュに、必ず返すと断言できるならソビエシュの手の内の人間でしょう、貸すのはかまわないが、担保にソビエシュが持つ魔法物品を貸して欲しいというナビエ。なぜと聞かれ、自分にも貸してあげたい人ができるかも知れないから、と答える。私も国内の青年とお付き合いすると先日言ったはずですが、と言うナビエに、嫌なら嫌と言えと怒って立ち去るソビエシュ。

庭にハインリが立っていたのを見かけたナビエ。ハインリは青色の鳥を手にしていた。クイーンではないのね、というナビエに、クイーンの部下です、と答えるハインリ。友達じゃなくて部下?と言うと、友達でもあるが、公的には部下です、というハインリの言葉に、ムッとする青い鳥。それを見たナビエは、ハインリ王子の鳥は皆表情が豊かですね、と笑う。抱かせてもらってもいいですか?と言うナビエに、ダメと答えるハインリ。ナビエはしゅんとするが、(鳥が)帰りたがっているようだから、と言いながら、鳥を手から離す。フラフラしながら飛ぶ青い鳥を見て、具合が悪そうと思うナビエ。後でなぜ腹をたてていたのか聞いてみますというハインリに、鳥と話ができるんですか、とナビエは聞くが、はい、と答えるハインリ。
エルギ公爵に昨日会ったけど、自分をここに呼んだのはハインリで、ハインリは数年前から何かを立てていると言っていた、自分はそれを「計画」だと思っているが、どんな計画なんですか、とハインリに問うナビエ。

28話

ナビエの問いに困った顔をするハインリ。ため息を吐きつつ、ナビエには嘘を吐きたくないというハインリに、無理に答える必要はないと言うナビエ。

自分の部屋に戻るハインリ。元気のなさそうなハインリに、従者(マッケナという名らしい。青い鳥になっていた従者。さっきはナビエの気を引くためにハインリに青い鳥にさせらていたらしい)がどうしたのか声をかけると、自分は思っているよりもナビエのことを慕っていたようだと答える。王子の正体がバレたのかと聞くマッケナに、別件だと答えるハインリ。

アルティナ卿を呼び、ハインリとエルギの企みについて内密に調べて欲しいと頼むナビエ。東大帝国に来る前の行動を中心に調べて欲しい、と依頼する。
西王国は自国の最大ライバルだが、それ以外は何もない関係なのに、何を企んでいるのかと考えるナビエ。

ラスタに会うロテシュ子爵。トゥアニア夫人の昔の面白い話を見つけたと紙を渡すロテシュ子爵。字が読めないラスタはムッとする。皇帝から字を習ったものだと思っていたロテシュ子爵は、少し焦るが、ラスタに書いてある内容を説明する。
トゥアニア夫人が結婚する前にニアン嬢と呼ばれていた頃。ニアン嬢の婚約者の兄、マリアン卿がトゥアニア夫人に惚れてしまい、周りがわかるぐらいにニアン嬢を追いかけまわしていた。一度はその兄に心を開いたニアン嬢だが、結局、婚約者とそのまま結婚した。傷付いたマリアン卿は、後継者の座や相続も放棄し、神殿へ行き、そのまま自殺した、という話だった。
話を聞いたラスタは、それは彼女の弱点にはならないじゃない、と言うが、その後の噂が問題だ、とロテシュ子爵は言う。トゥアニア夫人が結婚後7か月で子どもを産んだことで、マリアン卿の子ではないかという噂がたったと。
ラスタはロテシュ子爵に神殿の周りの人達を買収して、マリアン卿が自殺する前に貴婦人が神殿に通っていたという噂を広めて欲しいと言う。
男に囲まれる夫人を不機嫌そうな顔で見ていた夫人の夫を思い出すラスタ。噂を広めて夫人に対する不満を爆発させて、自分が逃亡奴隷だという噂を消そうと考えるラスタ。
彼女はこれが解決したら子供のことも調べなきゃと思う。

孤児院を支援していたナビエの下に、孤児院から魔法学園入学生が誕生したという令状が届く。直接会ってお祝いしにウィルウォルへ行かなきゃと思うナビエは、ソビエシュに相談することにする。
指輪をじっと見ていたソビエシュに、紅炎の星が見つかったんですか?とソビエシュに尋ねるナビエ。ラスタが下女に贈ったらしいが、ピルヌ伯爵が昨夜競売で落札した言ってと持ってきた、と答える。この指輪の価値(治癒効果)を知らずにその下女は売ってしまっただろうから、買値を調べさせているところだと言うソビエシュ。せっかくのラスタの好意なんだから(不当な価格だと、売った下女が可哀想だからってニュアンス?)、と嬉しそうに笑うソビエシュ。

29話~32話

29話

ピルヌ伯爵に紅炎の星の価格がわかったかどうか聞くソビエシュ。報酬は適切だったが、売りに来たのは下女ではなく、ロテシュ子爵だったことが気になると答える伯爵。

宝石箱を眺めながら、ロテシュ子爵にいる子供が自分の子供ではないことがわかれば振り回されることもないのにと思うラスタ。ノックの音が聞こえ、慌てて宝石箱をしまう。ドアを開けるとソビエシュが。
指輪は下女にやったのではなかったのかと聞くソビエシュに、子爵に渡したのを気付かれたのかと言い訳を考えるラスタ。指輪は下女だけでなく、子爵にも渡してたが、見分けがつかずにどちらにどの指輪を渡したのかわからなかったともじもじしながら答える。なぜ嘘を吐いたのかと聞くソビエシュに、子爵にも渡したと言ったら気に障るかもと思って、という言い訳を確かに不快だな、と言いながらラスタの言葉を信じるソビエシュ。ラスタは、子爵は嘘をついてラスタのことを庇ってくれたからお礼がしたかったとソビエシュにしがみつきながら言う。脅されたのではないのかと言うソビエシュに、ギクッとしながら奴隷出身だともうバレているのに、そんなことはないと答えるラスタ。もし脅されたらすぐに知らせろ、とソビエシュはラスタに命令するが、いや、自分がしばらく(宝石類を?)確認する、品位維持費の管理もラント男爵に任せると言いはじめた。ラスタは、それじゃ子爵に何も渡せなくなってしまう、どうしよう、と思う。

魔法都市ウィルウォルで、孤児院出身のエベリーに魔法学園入学のお祝いを言うナビエ。その後、魔法学園の学長?に学園内を案内される(ドアまでのお見送りなのか?)。学長?は、魔法使いが減り続けているという話をする。原因はわからないのかと聞くナビエに、発現率自体が減っているので、わからないと答える学長。
首席卒業者たちの肖像画に目を止めるナビエ。カフメン大公や学長らしき肖像画もあったが、一つだけ額だけで絵が入っていなものに気付くナビエ。学長は、一時的に通っていた交流学生がその年の首席だったので、自校の生徒ではないので飾るわけにもいかなかったから絵が入っていないと言う。ハインリ王子がその年の首席だと聞いたナビエは、初耳だと言うが、自慢できる話ではないし、王子からも口止めされていたからと答える学長。口止めされていたのに言ってもよかったのか気になったナビエに、昨日、王子が来て、誰かに額のことを聞かれたら答えてもいいと言われたばかりだったと言う学長。ナビエは、昨日はハインリは皇宮にいたはずなのに、いつの間にと思う。

王子が魔法使いだと知ったナビエは、「計画」を調べるのは難しいかもしれないと思う。
学園を出た所で、ハインリ王子と従者にばったり会うナビエ。なぜここに?と聞くナビエに、ハインリは、学長に呼ばれたと答える。学長の話と違う、と思うナビエは、これも「計画」の一部なのかと考える。ハインリに食事に誘われたナビエは、その誘いを受けて一緒に食事をする。
食事中、王子はクイーンに似てますね、と言うナビエ。ナビエは、学長から首席だった話を聞いた、魔法が得意なんですね、と言い、ハインリ王子はどんな魔法が得意なのかと問う。

30話

空を飛ぶことと曖昧に答えるハインリ王子。自分を連れて飛ぶこともできるのかと聞くナビエに、運ぶのには重すぎると答えてしまうハインリ。不機嫌な顔のナビエを見て、ナビエが重いということではなく、自分の力不足だから、と慌ててフォローするハインリ。謝るハインリに謝罪は結構と答えるナビエ。

翌日の夜。入浴中のナビエ。ナビエは、侍女たちから留守中の騒ぎについて聞く。
エルギ公爵が開いたパーティーで、トゥアニア公爵夫人とエルギ公爵がパーティーの途中でバルコニーへ出て行った。先に会場に戻ったエルギ公爵に、ある者がトゥアニア夫人の魅力について尋ねると、多くの男たちが公爵夫人に夢中になるのかわかったと答えたという。それを聞いたトゥアニア夫人がエルギ公爵の頬を平手打ちすると、エルギ公爵の元恋人がトゥアニア夫人の髪をつかんで大騒ぎになったとのこと。
公爵夫人の行動の原因を聞くナビエだが、わからないと聞き、また尾ひれのついた噂話が広がることを心配するナビエ。
お茶を飲んでいるナビエの下にクイーンがやってくる。クイーンはナビエを運ぼうと服を咥えるが、当然、鳥であるクイーンには人間は運べない。自分をどこかへ連れて行きたいの?とクイーンを抱き上げて聞くナビエ。しょんぼりしながら窓から出て行ったクイーンを見て、ハインリ王子の所へ連れて行くつもりだったのかしら、と思う。

翌日?廊下でラスタにばったり会うナビエ。ラスタは、側室になると貰えるお金の一部を帳簿につけないで別に自分に渡して欲しいと言う。ナビエはできないこともないけど、と心の中で思いながら、いずれにしても皇帝陛下の許可がいる、と答える。

ぶすっと不貞腐れた顔をしているラスタの所にエルギ公爵がやってくる。ラスタは皇后は冷たすぎると愚痴を言い、一連の話をエルギにする。自分の自由に使えるお金がないと言うラスタに、それなら貸してやろうかともちかけるエルギ。返済期限を5年待つ、借用書も書く、その代わり、条件がある、とニヤリと笑うエルギ公爵。

31話

金が必要な理由を教えてくれたら、という条件を出すエルギ。面倒ごとに巻き込まれていたら止めなきゃならないし、というエルギの言葉にじんときて、この人なら(話してもいい?)と思うラスタ。

庭で今度の舞踏会は仮面舞踏会にしようと話をするナビエ。遠くでラスタがナビエを見つめているのに気付く。ここ数日、ラスタにつきまとわれていたナビエは、なぜずっと自分を見ているのかラスタに尋ねる。
ラスタはエルギ公爵がナビエのことを典型的な皇后と言っていたから、皇后陛下のようになりたいと思ってと言う。前にも自分の真似をされたナビエは、不快に感じ、ソビエシュは自分とは正反対の今のラスタを愛しているんだから真似をする必要はない、と答え、次に目に入ったら、騎士を使ってでも追い払うと言い放つ。

数日後の大衆舞踏会。この舞踏会は平民も参加できる舞踏会。人気の高い舞踏会なので、皇室の支持率が低くなると開かれることが多いが、現時点での支持率は低くはない。
真っ赤なドレスで参加するナビエ。侍女たちは、このような赤いドレスを着る人はあまりいないから、皆驚くでしょう、と言いながら会場へ向かう。
ラスタはあれから露骨に後を付け回すことはしなくなっていたが、それでも隠れてナビエの様子をうかがっていた。

ナビエが会場につくと会場がざわつく。先に到着していたラスタも真っ赤なドレスを着ていたからだった。
ラスタは、わざと自分と同じドレスを選んだんですか?と言う。ナビエは溜息を吐きながら、自分のようになりたいというのは何もかも真似したいという意味だったの?とラスタに問いかける。ドレスの真似をしたのは皇后陛下でしょ、とのラスタの言葉に、笑いものになるだけなのに、そんなことをする必要があるの?と言うナビエ。これからは気を付けなさい、と言って仮面を取り外して皇后の席につく。
まわりはどっちが真似をしたんだ、とまだざわついていた。男たちに囲まれながら、べそをかくラスタ。
誰がドレスの情報を流したのかとナビエが考えていると、ソビエシュが入ってきた。ソビエシュの側に行くラスタ。
ソビエシュはラスタとナビエのドレスに気付く。側近?たちがまさかドレスが被っているとは、と笑う。先に来ていたのはラスタさんですが、という言葉にうんざりするナビエ。皇后に赤いドレスを着て欲しいと言ったのは自分なのだ、というソビエシュ(多分)の言葉に、えっ?と思うナビエ。

32話

皆の前で自分の頼みを聞いてくれて嬉しいと言いながらナビエの頬にキスをするソビエシュに、笑顔で答えながらなぜ嘘を吐くのかと内心では困惑するナビエ。
その様子に陛下の頼みだったのかと納得する家臣たち。ラスタはその場を去る。
横に着席したソビエシュに、なぜ助けてくれたのかと聞くナビエ。ソビエシュはそれには答えず、どちらが真似をしたのかと聞く。どちらだと思うのかとナビエは尋ねるが、どちらでも構わないとソビエシュは答える。それなのになぜ自分を庇ったのかと聞くナビエに、体面を考えるとどちらの顔を立てる方がいいのかは決まりきっているからと答えるソビエシュ。
仮面をつけたまま目立つところで踊りだすラスタに、出席者が沸き立つ。ソビエシュに、一緒に踊っては?と言うナビエ。行きたそうな顔をしているとナビエが言うと、嫉妬しているのか?と聞くソビエシュ。嫉妬などしていない、とナビエは答えるが、ソビエシュはどうして皮肉を言うのかと言い、いつも喧嘩腰になるのはなぜかと聞く。ナビエは今の皇帝という立場を忘れてやりあうのなら教えると答えるが、皇太子時代に喧嘩したことを思い出し(その時はナビエが勝った)、断ると言う。←この会話の間のソビエシュは穏やかな顔をしている(ナビエとの会話を楽しんでいる感じ)。
ラスタは離れた場所から二人を見て、国政の話でもしているのか?と思う。一人でポツンと座っているトゥアニア公爵を見つけるラスタ。

お酒を楽しむソビエシュ。ナビエにも酒を勧めるが、ナビエは断る。ラスタがトゥアニア公爵の側に座るのに気付く二人。表情を変えないソビエシュに、ナビエは嫉妬しないのかと思う。
ハインリ王子がナビエに声をかける。ダンスが苦手だから一緒にいたいというハインリに、遊びまわっているくせに意外だと言うソビエシュ。ハインリはソビエシュに挨拶をするが、ソビエシュは無視をする。その様子を見たナビエは、ラスタが他の男といようが嫉妬はしないくせに、ラスタを苦しめた人間は許せないようだわ、と思う。

三日後、(多分)アルティナ卿から犯人を特定するのは難しいという報告を受けたナビエはその報告のことを考えていた(ドレスの情報を流した犯人のことだと思われる)。その時、侍女のローラが慌てて入って来る。トゥアニア公爵が、公爵夫人に離婚を告げたと。子供は自分の兄の子ではないのか、と大声で叫んでいたのを聞いた者もいると報告するローラ。
ナビエは子供が生まれて10年以上も経っているのに、今更なぜそれが問題になるのかと少し疑問に感じ、ラスタが関与しているのではないかと思う。
トゥアニア夫人は離婚に応じる気はないらしいとローラに聞いたナビエは、侍女長?になぜトゥアニア公爵が急にその話をしだしたのか調べて欲しいと頼む。
ラスタの仕業なら、今までのように彼女と接するのは危険だと思うナビエ。社交界を動かす資質があるということだから、と思うナビエ。
その四日後。ランドレ子爵がラスタを切りつけたというニュースを聞き、驚くナビエ。
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